去る10月29日~31日、私が所属する「環境・産業委員会」の地方都市行政視察に行ってきました。
初日は、大阪府の東大阪市にて「モノづくり支援について」東大阪市役所に於いて所管説明の後、クリエイション・コア東大阪の現地視察を行いました。
東大阪市は、我が国でも有数の工業都市「モノづくりのまち東大阪」として知られています。
市内の事業者数は全国4位、工場密度は全国1位であり、従業員規模20人未満の事業所が全体の約90%を占めており(平成20年工業統計調査)、多様なモノづくり企業が業績を活かして活発な事業展開を図っています。
市では経済部内にあるモノづくり支援室が様々な事業メニューを提供し、事業所をサポートしています。
2日目は愛知県豊田市に移動し、「とよたエコフルタウン」について豊田市役所に於いて所管説明の後、「とよたEcoful Town 」の現地視察を行いました。
豊田市は、平成21年1月に低炭素社会の実現に向けて先駆的な取り組みを実施していく自治体として、国から東海地方で唯一の「環境モデル都市」と認定されました。
市役所内の至る所にCO2削減に向けての意識啓発をはかるアイディアがありました。
「とよたEcoful Town 」は様々な取り組みや最新の環境技術を市内や国内外へ発信し、市民のライフスタイルの転換へ繋がることを目指して、本年5月にオープンした施設です。
スマートハウスで最新の環境技術を取り入れた暮らしを体験したり、パビリオンで低炭素社会に向けた環境技術・交通技術を学んだりすることが出来ます。
施設内はコンシュルジュと呼ばれる施設スタッフによるガイドツアーで巡ります。
施設内の写真は、現地視察に夢中になり取り忘れてしまいました!(反省・・・・)
その後、豊田市と言えば「トヨタ自動車」です。「トヨタ会館」にも立ち寄りました。
3日目は名古屋市の「なごやジョブサポートセンター」にて所管説明の後、現地視察を行いました。
なごやジョブサポートセンターでは、学生・若年者・中高年層・女性など、幅広い求職者のニーズに合わせ、各自が自己理解に基づいた目標設定ができる様に支援を行い、求人紹介や応募書類の作成、面接トレーニングなど個々に合わせたきめ細やかな就職相談から就職定着支援までを行っています。
足立区に於いても、様々な施策を行っていますが、今回の視察先の自治体は一極集中で「本気」で事業に取り組んでいると強く感じました。